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活動報告

平成28年度 岡山弁護士会憲法記念県民集会

「危機に立つ立憲主義 ――安保法廃止を目指して―― 」(2016年5月7日)報告

 

 会全体としては非常に順調に進み、最後のパレードの前に安全保障関連法に反対する岡山大学有志の会も登壇しました。小林節さんのお話も非常に良かったと思います。小林さんも決して護憲派ではないのだと講演の節々で感じましたが、かと言って護憲派の言い分をそのまま引用している節もあり、思想や政策の違う党による野党共闘の際の共通の理論、共有すべき理論の可能性を示してくれたと思います。

 パレードに関して、警察の対応の不慣れさを感じる部分が多々あり、行進しづらかったです。ただ、これだけの人数が参加し、共有できたことに関しては非常に好ましく、また、岡山での野党共闘がより前進した会になったと思います。(S)

 

 

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アンカー1

「科学者9条の会・岡山」設立10周年記念講演会の報告

 

 過日,「科学者9条の会・岡山」の設立10周年記念講演会をもちました.沖縄の屋富祖建樹(やふそたてき)さんにおいでいただきました.「沖縄の理解を進めてもらうために,どこへでも話に出向く」といつもご発言です.

 彼自身の生い立ち(73年)と沖縄の社会状況を重ねてのお話でした.沖縄の歴史の生き証人ともいうべき立場の人であることが良くわかりました.

 夫妻で辺野古前の座り込みに日参しておられるそうです.ペットボトルに何本も水を詰めて体に巻き付け,ごぼう抜きをさせ難くするのだそうです.人々は,時間があれば「辺野古大学」を開き,踊りや歌,と非暴力で笑いながら毎日闘っているとのことでした.

 基地負担や核密約や基地被害(米軍犯罪など),いまだに理不尽な差が(差別が)ありすぎます.でも,それを恨みに思ったり,逆に貶めたりと,対立や「独立論」に傾いたりするのではなく,当の沖縄の屋富祖さんが,それぞれの地方の文化を大事にしながら「憲法に基づいて捉え歴史を考えることで統一が可能となる」というので納得させられました.

 今回の講演会は聴衆もただ受け身で「承る」だけでなく,我がこととして共感もって聴いていることが分かりました.安保法制,秘密保護法,刑事法改悪,大学の管理(交付金削減や文系の軽視など),TPP,福祉抑制,増税など,数え挙げるテーマがどれも軒並みに人権侵害で,国民の暮らしに対する打撃であり,それらに対して日々闘っているからだと思われました.

 沖縄に関する根本問題(安保条約や核密約など)の理解をだれもが深めて,本当の日本の独立のためにはどうすべきか,ともに考えられるようになっている,と思わせられました.

 とりわけ安保法制に対する日本全国の闘いは,とくに若い人や,知識人(学者,法曹界など)の表立ったった闘いが明白です.日本での民主主義が日常レベルで(オールジャパンを自覚しつつ)進んでいると思います.アベがどう暴走しようとも,社会変革の兆しが日本において市民レベルで歴史的に初めて見える気がします.

 

 皆さん,一緒に,元気に粘り強く闘いましょう.(S)

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2月9日 緊急シンポジウム「ジャーナリスト 志葉 玲さんが再び岡山にやってくる 立憲主義・民主主義・平和主義をまもるために」に参加しました。

 

2015年2月9日、市民団体「おかやまいっぽん」と岡山医療生協九条の会が、イラク取材で著名なジャーナリスト 志葉 玲さんを招き,講演会とシンポジウムを開催しました。集会では、志葉 玲さんから,4日前まで取材で訪問していたイラクの戦場の生々しい報告が有り,米軍に追随しようとしている日本政府の危険性が強く指摘されました。講演会後は,パネル討論があり,岡山の

弁護士,STOP戦争法岡山の会,戦争をさせない1000人委員会とともに岡山大学安全保障法に反対する有志の会からもメンバーが参加し、安全保障関連法を廃案に追い込むため,参院選での立場の違いを超えた野党協力の必要性、若者が政治参加することの重要性などを話しました。準備時間の無い緊急の取り組みでしたが,市民など80名程が集まりました。

 

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12月12日 おかやまいっぽん「岡山の野党協力を応援します。」に参加しました。

 

2015年12月12日、市民団体「おかやまいっぽん」が、次期参院選の岡山選挙区における野党協力を求める集会を岡山国際交流センターにて開催しました。集会では、民主、維新、共産、社民の国会議員、党関係者が参加し、協力にむけた姿勢を示すとともに、市民もリレートークを行いました。岡山大学安全保障法に反対する有志の会からもメンバーが、9月に成立した安全保障関連法に反対する立場から現政権に対抗するための野党協力の必要性、市民が政治をつくっていくことの重要性などを話しました。市民約200人が参加し、熱気につつまれた集会となりました。

 

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11月4日「SEALDs KANSAIのメンバーの話を聞く会」を開催しました。

 

2015年11月4日に岡山大学にSEALDs KANSAIの塩田潤さんをお招きして、お話を伺いしました。第一部の講演ではSEALDs KANSAI結成の経緯、これまで活動および活動理念を紹介して頂き、そして今後の予定について伺うことができました。なかでも「最終的には個人個人が重要」との言葉が非常に印象的で、単に若者の政治参加を言祝ぐだけでなく、私たちひとり一人の行動がとても大事であるとの思いを新たにしました。

 第二部のパネル・ディスカッションでは、大学生二名と高校生一名、有志の会メンバー一名で塩田さんを囲んで議論を行ないました。このかんのそれぞれの思いや政治に関心を持ったきっかけなどを共有することができ、大変充実したものとなりました。フロアの参加者からも積極的な質問や意見がなされ、活発なディスカッションになったと思います。

 会場には70名を越す多くの方が来場になり、ここからも学生や市民の昨今の政治に対する関心の高さが伺えました。今後もこのような会を開き、意見や情報を交換できる場をつくっていければと思います。(Y)

 

山陽新聞でも報道されています。

http://www.sanyonews.jp/article/253661

 

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9月20日「安全保障関連法に反対する学者の会」記者会見に参加しました’。

 

安全保障関連法案に反対する学者の会は、2015年9月20日に記者会見を行い、「案」をとって「安全保障関連法に反対する学者の会」として再出発することを表明しました。安全保障関連法案に反対する岡大有志の会からも参加し、全体では、呼びかけ人、賛同人あわせて171人の参加とのことでした。その場で以下の抗議声明が発表されました。

 

http://anti-security-related-bill.jp/images/kougiseimei0920.pdf

 

記者会見では、抗議声明発表の後、冒頭、憲法学者の水島朝穂さんが今すべきことを話されました。詳しくは水島さんのホームページにも書かれています。

http://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0921.html

 

つづいて呼びかけ人や賛同人から様々な意見が述べられましたが、最後のまとめとして横浜での地方公聴会でも発言された専修大学の広渡清吾さんが、「60年安保のときは挫折ということが言われたが、今、挫折と思っている人は誰もいない。闘いはこれから始まる」と話されました。

これからすべきことについて、それぞれが決意を新たにしていることが伝わってくる非常に熱気に溢れた会見でした。

 

岡大有志の会としても活動を続けていく所存ですので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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9月19日発起人大貫のインタビュー記事が朝日新聞岡山版に掲載されました。

 

安保法制可決を受けて、当会発起人大貫のインタビュー記事が2015年9月19日付の朝日新聞岡山版に掲載されました。

(以下記事)
■対話なく違和感
 学問に携わる身として強い違和感を覚えるのは、対話がないことです。安倍政権は、批判に対して誠実に答えない。
 学問の営みは、新しい説を示して、いろんな人が客観的に批判し、真理に近づけていくことです。それが安倍政権の対応にはない。はなから結論ありきです。
 私の専門はドイツ史。歴史を学ぶ者として、安倍首相の歴史修正主義的な考え方はどうにも受け入れがたい。ドイツでも、ネオナチがあり、修正主義的な考え方が出ますが、社会全体で見事なぐらいに封じ込めています。市民レベルで受け入れられない、と合意ができています。
 今回、全国で多くの学生が政治を語り、議論するようになりました。皮肉ですが、安倍政権の功績かもしれません。岡山大学でも、政治の話題を学生の間、教員と学生の間で語れるようになってきたと感じます。
 ドイツに留学した時、学費導入をめぐって学生たちがデモでしっかり意見を言っている姿を目にしました。理不尽なことには反対し、言うべきことは言う。あるべき姿で、グローバルスタンダードでしょう。「SEALDs(シールズ)」のように自分の言葉で表現する若者たちを社会全体で見守る必要があります。そういう社会を岡山から作り上げていく時ではないでしょうか。
 一部ですが、大学教員の姿勢も変わりました。教員は、政治的発言をすべきでない、との意見も根強くあります。でも、教員も自分の意見はこうだ、と学生に語ってもいいはずです。フラットに議論する空気をつくれば、個性的で魅力的な研究が生まれてくるのではないでしょうか。
(以上)

■記事についてのコメント
 このインタビューで強調したかったのは、政治と、大学における教育・研究の関係についてです。これまで長らく政治はタブー視され、学生間・教員学生間で話し辛い話題でした。大学紛争の置き土産として、こうした状況が空気を読む「作法」を醸成してきたように思います。そしてそれにとどまらず、教育・研究面でも同じ「作法」が通用し、どうも風通しが悪く創造的なアイディアを封殺してきたのではないかと思うのです。大学で教員が政治的発言を、というのは別にそれで教員が学生を扇動してよいという話ではなく、こうした問題意識でお答えしました。
 とにかく、今回の安保法制は内容にしても手続きにしても全部デタラメだと感じます。がしかし、個人的に思うのは、日本の政治文化もようやく変わりつつあるのではないかということです。それを大切にしたい。心からそう思います。(文学部 大貫俊夫)

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9月14日(月)緊急記者会見を行いました。

9月14日(月)14:30より、安全保障関連法案に反対する岡山大学有志の会の緊急記者会見を行いました。新聞社5社、テレビ局5社の取材があり、RNC、OHK、RSKが夕方のニュースで扱って下さいました。特にRNCは、会の今後の展望も含めて、とても詳しく報じていました。15日の朝刊もどうぞご覧ください。

山陽新聞Digitalニュースで写真入りで紹介されています。

http://www.sanyonews.jp/article/230186/1/

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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9月2日、朝日新聞に紹介されました

 安全保障関連法案に反対する岡山大学有志の会について朝日新聞が取り上げて下さいました。声明文の内容にも触れて下さっています。記事の中に当会ホームページのリンクも貼ってありますので、ぜひとも多くの方にシェアしていただき、支援の輪を広げていただきたく存じます。

http://www.asahi.com/articles/ASH8S44XYH8SPPZB00B.html

 

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8月30日、国会10万人・全国100万人大行動」で岡山駅前のデモに参加  

 

 

 

 

 

 

 

 

 2015年8月30日、「国会10万人・全国100万人大行動」で岡山駅前のデモに参加してきました。 全国で安保法案反対のデモが起こる中、岡山駅前でもリレースピーチとデモ行進が行われ、「安全保障関連法案に反対する岡山大学有志の会」の発起人、呼びかけ人も多数参加ししてきました。リレートークでは街宣車の上から当会の自己紹介をさせていただきました。 

 デモ行進では、申請人数300人をはるかに超える方が参加したため、列の後半は警察にデモとみなされず、声を上げることを制限されるというハプニングも。国会審議で法案の問題が次々と明らかになる中、市民の関心がますます高まり、ここ岡山でも前代未聞のデモ行進になった、ということでしょう。 

 

 本デモは山陽新聞でも報道されています。

 http://www.sanyonews.jp/article/223385/1/?rct=syakai

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ集会、デモ行進の機会がありますので、これをご覧のみなさまもぜひご参加下さい。把握している限りでは、   

 9月9日(水)18時〜 石山公園   

 9月12日(土)14時〜 岡山県総合福祉会館1Fホールにて

「ストップ戦争法!総がかり岡山実行委員会」主催で予定されています。12日の方は、法政大学教授の山口二郎さんが講演され、その後、桃太郎大通りを通って駅前までパレードが予定されています。

 

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8月26日、「100大学有志の共同行動」に参加

 2015年8月26日、「安全保障関連法案に反対する学者の会」(以下、学者の会)が主催した「100大学有志の共同行動」に岡山大学有志の会も参加しました。13時からの記者会見では、学者の会の佐藤学先生のご挨拶があったのち、10ほどの大学の方が有志の会を結成した経緯や今後の活動について説明し、記者との質疑応答をしました。特に創価大学と被災地3県からいらした方々の、決意を込めたメッセージが大変印象的でした。

 記者会見が終わると、岡大有志の会が班長を務めて、広大と共に、岡山と広島選出の参議院議員5人の事務所を訪ねました。議員会館で声明文と署名を集めた分厚い冊子を手渡し、安保法制廃案を訴えました。議員の対応の仕方ははっきり分かれ、民主党の方々は大変丁寧に、特に江田五月さんはアポが入っていたにも関わらずご本人が対応して下さいました。江田さんの口から、非常に切迫した厳しい事実認識が聞かれ、背筋がピンと伸びる思いがします。一方自民党は在室していた議員もそそくさと部屋を出てゆき、すべて秘書対応でした。

当日の様子は、Youtubeの「100大学有志の合同記者会見(2015年8月26日)でご覧になれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=SgNTPhRdKpU&feature=youtu.be

 NHK、毎日新聞も即日報じました。

 大学関係者が集まった共通行動にはとても力強いものがあり、改めて法案や安倍政権の危うさを実感しました。今後も引き続き有志の会へのご協力、身近な方々への署名の呼びかけをどうぞよろしくお願いします。

 

 今後も発起人を中心に各イベントに参加することもあろうかと思います。そのつどご報告させていただきます。

 

 なお、写真ののぼりは「安全保障関連法案に反対する学者の会」が、この日のために用意してくださいました。

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